リアルスペースでの展示場所は２ヶ所「ギャラリーキャプション」「ギャラリー16」。
サイバースペースでの展示とソースは「www.kawarasaki.com」
これら３つのサイトで物・空間・繋がりを考察した作品を数名の作家に制作してもらう。
「物」を意図した「オリジナル作品」と「複製作品」,「空間」を意図した「オリジナル作品」と「複製作品」,「繋がり」を意図した「データにより共有(再配布)可能な作品」の５つのファクター,位相を持った作品を提示。

各作品の販売形態として「オリジナル」とされたものは複製,再配布等全ての権利を含めた形で販売。「コピー」とされたものは再公開,再複製,再配布等を限定した形で販売。
「共有」作品は版権等全てフリーとし,誰でも自由にダウンロード・再使用できるが任意のバナークリック等により製作者へ還元される。

ギャラリーで展示する作品も含めサイバースペース上で公開制作しユーザー（観客）からのフィードバックを活用しつつ制作も可能。
公開制作の過程でのソース(スケッチ、エスキース、設計図等)は著作フリーとし,ディストリビュート(タブロー,インスタレーション等)されたものが展示される「作品」となる。

以上のプロセスを河原崎個人の「オリジナル」作品として進行すると同時に複数の作家・ギャラリー・観客との展覧会又はオープンソースプロジェクトとして展開する。